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2009. 08. 01  
僕が県立広島病院に来てから6月末でちょうど1年がたちました。
その間、乳腺手術件数は112件でそのうち悪性手術は98件でした。
乳腺専門医一人で手術するには、これくらいが限界の数ですね。


乳癌の手術は消化器の手術と比べてもそんなに長い時間かからないし、術後管理も大変ではないので、手術そのものはもっとできると思います。
しかし、100例近く手術をすると、そのうちのいくらかの患者さんは再発しますし、最期をお見送りする方も年間何人かおられます。
手術そのものよりも、ちゃんと自分で最期まで責任を持って治療できる数というのが限界なんですね。


ある病院では、乳腺外科医一人あたりの手術件数を決めていて、それ以上は手術しないようにしているらしいです。
余裕をもって手術、治療にあたれるようにすることが、医者だけでなく患者さんにも幸せなことですよね。
手術だけして再発をしたら診ないという状況になるのだったら、最初から手術数を制限する、という考えには賛成します。


乳癌の治療において手術の占める割合は2割程度とされています。
乳癌の手術に「神の手=ゴッドハンド」はありえませんし、化学療法やホルモン療法にも「特効薬」はありません。
標準的な手術をきちんとして、標準的な補助療法を行う。これが大事なことです。
むしろ治療以外の精神的なサポートや主治医とのコミニュケーションにおいて、病院間の差が出ます。
患者さんにはそういうところをよく考えて治療する病院を決めてほしいと思います。


当院では来年4月から乳腺外科医が1名増員になる見込みです。
それまでは、何とか持ちこたえたいです。


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